太平洋戦争の終盤、アメリカ軍の沖縄上陸が迫る中、当時の県知事が東京に戻ってしまい、沖縄は知事不在の大混乱の状態でした。
誰かが県民に避難誘導指示をしなければならない。しかしそれは自分の命を捨てに行くようなもの・・・。
そこで名乗りを上げたのが、兵庫高校出身の島田叡（あきら）さんでした。
彼は県民を北部に疎開させたり、台湾からの米輸入の手続きを進めるなど、多くの県民の命を救いました。そして自らの職務を全うし、最後は沖縄で命を落としました。
沖縄は観光県である楽しい側面のほかに、平和の礎となった側面もあります。いまでも沖縄には多くの米軍基地があります。（日本の米軍基地の約7割が沖縄に集中しているのはご存じですよね？）
着いてすぐの那覇空港ですぐに戦闘機が見られるはずです。何気ない風景にも多くのことを感じ取る「研修」旅行にしてください。
以下に「島守の塔」という映画の紹介をしておきます。機会があればぜひ観てください。全国映画館で順次上映中です。
https://shimamori.com/